デートを成功させるための7つの心理学

DATE

お互いの気持ちが分かり合っている恋人同士のデートであれば、成功を心配する必要もありませんが、友達以上、恋人未満の関係だと、デートがどう転ぶかは気になるところです。

そして、何とかして成功させようと必死になるでしょう。
でも、必死になってしまうと、かえって周りが見えず、失敗することもあります。大事なのは、デートを成功させるコツを押さえておくことです。

ここでは、心理学を使ったデート成功法則を紹介していきます。

デートを成功へと導く恋愛心理学7選

1.ダブルバインド

「リンゴと梨、どっちが好き?」

このように聞かれた場合、あなたは何と答えますか?
当然ですが、リンゴか梨となるでしょう。

そう、例えあなたが別にどちらも好きではなかったとしても…。
これがダブルバインドテクニックです。

どういうことか言いますと、ダブルバインドとは相手に対して2拓の質問を投げかけて、強制的にどちらかを選ばせる心理学となっています。この方法の良いところは、無意識的に相手に選ばせることが出来ることです。

その為…

「映画と食事、どっちが良い?」

と聞くなどして、相手に「NO」と言わせないことも可能です。ただ、ダブルバインドを使うにしても、相手と一定の関係が出来ていないと「どっちも嫌」と撃沈することもあるのでくれぐれも気を付けて下さい。

デートでの使い方としては、食事で何をしようか迷った時に…

「和食と洋食、どっちが良い?」

などといった感じでしょうか。
そして、相手が出した答えのお店を選んであげることで、相手に「私、ノリ気かも…」と錯覚させて食事の雰囲気を良くすることも出来ます。

2.ピークエンド

待ちに待った好きな人とのデート。
あなたは、その日を最高の一日にすべく、事前に色々とスケジュールを練ることでしょう。でも、実は、そんなに頑張らなくて良いのです。

なぜなら、人間は終盤に起こった出来事しか印象に深く残らない生き物だからです。終盤に感情がピークに達する。これがピークエンドの法則と言われるものです。

つまり、デートで言いますと、出発から最初のイベントで最高潮に持っていったとしても、時間が経つにつれて、相手は序盤の印象が徐々に薄くなってしまい、家に帰ることには記憶の片隅に追いやられています。

それよりも、別れ際の出来事の方が鮮明に残っており、その善し悪しがあなたとの関係を発展させるか否かのポイントとなっているわけです。ですので、デートプランを立てる時は、最初からエンジン全開ではなく、徐々にそのペースを上げて、終盤に最大のイベントを計画するようにしましょう。

そうすれば、例え、終盤までの雰囲気が微妙だったり、もしくは、序盤のデートが失敗濃厚だったとしても奇跡の一発大逆転が容易になります。

3.アンダードッグ効果

ふとTVを付けた時、対して興味もないスポーツの試合をしていたとします。
この時、人はどちらを応援するのでしょうか。

実は、9割以上の方が「負けている方」を選択したというデータがあります。もしかしたら、あなたも心当たりがあるかもしれませんね。そうです、これがアンダードッグ効果と呼ばれる心理学です。

そして、このアンダードッグ効果は恋愛にも生かすことが出来ます。
具体的に言いますと、アンダードッグ効果とは、人間は弱い相手、もしくは、弱みを見せた相手に対して好感を抱くことです。

つまり、デート時に、相手に自分の弱い部分を見せることで、相手に自分を気にしてもらうことが出来るわけです。ですので、相手に対して弱みを見せることを恥とは思わず、積極的に弱みを出していきましょう。

ただ、ここで注意点がひとつあります。
それは、ぐちっぽくならないことです。

次の二つの表現を見て下さい。

A 俺なんてどうせ…それに比べて友達Aは凄いよ
B 俺は友達Aに比べると強みがないから頑張らないとな

どちらも意味としては同じです。
でも、Aはひがみっぽく、印象が良くないです。

こういった表現をしてしまうと「情けない人」と相手の目に移ってしまうのでくれぐれも気を付けて下さい。ポイントは弱みを見せると同時に、前向きな発言をすることです。

4.ミラーリング

ミラーリングとは、相手の行動を真似することです。
例えば、相手がコーヒーを飲んだら、自分もコーヒーを飲むといった感じで、相手の動きに同調していきます。これをすることで、相手は無意識的にあなたに対して親近感を抱いてくれます。

ただ、ミラーリングはやりすぎないように気を付けて下さい。
やりすぎてしまうと、相手に行動を真似していることがバレてしまって「バカにしてるの?」と思われてしまう危険性が高いです。

ちょっとした仕草を真似することがミラーリングのコツですので、この点を頭にいれて相手に親近感を覚えてもらいましょう。

5.ザイオンス効果

ザイオンス効果とは、お互いの共有時間を長くすることで信頼が増す心理学の一つとなっています。

ですので、意中の相手とは積極的に時間を共にしたいところですが、そうは言ってもデートをこぎつけるのがやっとといった場合では、ザイオンス効果を引き出すのは難しいように思えます。

でも実は、ザイオンス効果を得られるのは何も対面だけの話ではありません。電話やメールでも同様の効果を得ることが可能です。ですので、デートの日取りが決まったら、なるべく電話やメールで連絡を取り合うようにしましょう。

ただ、この頻度をあまりにも高めてしまうと、相手がウザがってしまったり、デート当日の会話がなかったりしますので、これも適度な範囲で行うことが大切です。また、電話をするにしても1回20分以内に収めておくようにしましょう。

6.ゲインロス効果

デートを成功させる為の方法の一つにゲインロス効果を使ったものがあります。ゲインロス効果とは、マイナスイメージをプラスに変えていくことなのですが、これだと、一度印象を悪くさせないとダメなのかと思ってしまいますよね。

実は、そうではありません。
ゲインロス効果を最近の言葉で言うなれば「ギャップ萌え」となります。
要するに相手が想像もしていなかった面を見せることがゲインロス効果なわけです。

例えば、男性だと見た感じは普通の体格なのに、腕まくりをすると、鍛え上げられた上腕二頭筋がチラリと見えるといった感じです。予想していなかった良い一面を見ることで、相手はギャップ萌え、つまりゲインロス効果を生み出すことが出来るのです。

7.ジョハリの窓

デート中の会話で意識したいのが、相手のジョハリの窓を開くことです。ジョハリの窓には解放・秘密・盲点・未知とあるのですが、デート中は盲点と道がポイントとなります。

盲点の窓…自分は気付いていないが、他人が知っている
未知の窓…誰からもまだ知られていない自分

要するに、自分の新しい一面に気付かせることです。
この部分を指摘してあげると…

「この人は、私のことを凄く思ってくれているんだ」

と相手は感じてくれます。
つまり、それだけあなたに対しての印象が良くなるわけです。

「○○さんって、こういうところ素敵だね」

と褒める感じで会話をしていけばよりジョハリの窓を効果的に使うことが可能となっています。

恋愛を成功させる心理学のまとめ

以上7つの心理学を紹介致しました。
何の策もなくデートに望むと、よほど手応えのある相手ではないと、その先の発展を見込むことは出来ません。しかし、今回紹介した心理学を使ってデートプランを練っていけば、確実に相手の心を自分に引き寄せていくことも難しくないでしょう。

ですので、ちょっとした会話の中や、相手への接し方では積極的に恋愛心理学を使っていくことをお勧めします。あなたのデートが成功することを楽しみにしています。