訪れて楽しい福岡周辺の有名建築物

https://matcha-jp.com/jp/839
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普段は何気なく生活をしている建物。

誰が設計したかなんて考えませんよね。

そこで今回は意外と知っているようで知らなかった身近にある、有名建築家が設計した福岡近辺の建築物をご紹介していきたいと思います!

これを読めば行ってみたい・行ったことのある場所でもまた違った観点で楽しめます。

武雄市図書館 武雄市こども図書館

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武雄市図書館

名前は図書館ではあるものの、カフェを連想するようなおしゃれな内装。

なんといっても建物の真ん中にある円形の吹き抜けはインパクトがあります。

壁一面に広がる本棚も圧巻です。

スターバックスコーヒーも併設されており、カフェでも読書を楽しめます。

この武雄市図書館は佐藤総合計画が設計した図書館と歴史資料館をスタジオアキリ+CCCが監修して現在の状態になっています。

撮影可能スポットがあるのでそこで撮影すればインスタ映え間違いなしです。

https://www.9navi.jp/takeo-child.html

武雄市こども図書館

武雄市こども図書館は武雄市図書館と繋がっているこども向きの図書館です。

“こども図書館”という名前だけあって絵本や紙芝居がたくさん

そして図書館の周囲は芝生となっており自然を感じられる空間です。

2階には九州パンケーキカフェが入っており九州の素材のみで作ったパンケーキを芝生の緑いっぱいの景色を眺めながら堪能できます。

晴れた日であれば外のハンモックでのんびりと読書をするのがおすすめです。

武雄市図書館 武雄市こども図書館の詳細

住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304-1
電話番号:0954-20-0222
開館時間:9:00~21:00
休館日:年中無休
入館料:無料
設計者:スタジオアキリ+CCC 佐藤総合計画
HP:武雄市図書館 武雄市こども図書館

スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店

https://kkaa.co.jp/works/architecture/starbucks-coffee-at-dazaifutenmangu-omotesando/

太宰府天満宮の参道にあるスターバックスコーヒーといえば、福岡に住んでいる人なら一度は行ったことのある人も多いですよね。

一見飾りのようなX形に連なっている杉の木材は、2000本も使用しており実は筋交いとして建物のとても重要な支えとなっています。

設計したのは隈研吾という建築家で、隈研吾といえば現在建設中の東京オリンピック新国立競技場も設計している世界でも有名な建築家です。

間口が狭く奥行きがある鰻の寝床のような敷地ですが、店内に入ってみるとその狭苦しさを感じない内装・木の心地よさを体感できます。

スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店の詳細

住所:福岡県太宰府市宰府3-2-43
電話番号:092-919-5690
営業時間:8:00〜20:00
定休日:不定休
設計者:隈研吾
HP:スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店

アクロス福岡

https://yokanavi.com/spot/26820/

アクロス福岡は福岡の繁華街・天神にある天神中央公園と一体となった建物です。

建物内には福岡シンフォニーホールやパスポートセンターなどが入っており、誰でも入ることができる公民複合施設です。

公園側の入り口は大きな三角に飲み込まれていく不思議な感覚に陥ります。

中に入ると地下2階から地上12階まで巨大な吹き抜け空間が広がっており日中は照明がなくてもとても明るいです。

アメリカの建築家兼デザイナーであるエミリオ・アンバースが構想したものを株式会社日本設計が実施設計を行っている建物です。

公園側の緑の段状になっている部分は階段で登れるようになっており、頂上からは天神の眺めを一望できます。

四季折々の植栽を楽しみながらちょっとした登山をアクロス福岡でしてみませんか。

アクロス福岡の詳細

住所:福岡県福岡市中央区天神1-1-1
電話番号:092-725-9111
営業時間:10:00〜18:00
休館日:なし
設計者:日本設計、エミリオ・アンバース
HP:アクロス福岡

北九州市立美術館 本館

http://isisis.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-626d.html

双眼鏡のようなユニークな形をしている北九州市立美術館本館は、見晴らしのいい丘陵地にありその外観から「丘の上の双眼鏡」と呼ばれています。

美術品としては、モネバスキアなどの作品を収蔵しています。

磯崎新が設計し昭和49年に完成した美術館は聖堂をイメージしてつくったとされており、エントランスホールの柔らかい光が差し込む吹き抜けが印象的です。

映画デスノートと図書館戦争の撮影場所にもなっているので聖地巡礼としても人気です!

北九州市立美術館 本館の詳細

住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
電話番号:093-882-7777
開館時間:9:30〜17:30
(入館は17:00まで)
休館日:月曜日・年末年始
月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館日
設計者:磯崎新
HP:北九州市立美術館 本館

大分県立美術館OPAM

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%88%86%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8

地上4階地下1階の5層になっている大分県立美術館OPAMは、コンセプトが「出会いと五感のミュージアム」とされており名前の通り美術館ではないような作りになっており遊べる美術館です。

設計は坂茂が設立した株式会社坂茂建築設計が手掛けており、OPAMのネーミングやシンボルマークデザイン等は

コミュニケーションデザイン研究所の平野敬子・工藤青石が手掛けています。

こども用トイレのサインデザインは思わず笑ってしまうようなユニークなものなので探してみてください!

大分県立美術館OPAMの詳細

住所:大分県大分市寿町2-1
電話番号:097-533-4500
開館時間:10:00~19:00
金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休館日:原則無休(館内点検等による臨時休館を除く)
設計者:坂茂
HP:大分県立美術館OPAM

由布市ツーリストインフォメーションセンター

http://yufu-tic.jp/tic

まるで大樹が何本も連なっているかのような形をしている由布市ツーリストインフォメーションセンター。

どういった構造で建物が支えられているのか見当もつかないバランスで支えられています。

このインフォメーションセンターは曲線が美しい建物の作品を多く手がけている坂茂の作品です。

ガラス張りになっているので誰でも気軽に入りやすく心地よい空間になっています。

1階から吹き抜けている2階の天井をを見上げるアングルが個人的にとても素敵でおすすめです。

由布市ツーリストインフォメーションセンターの詳細

住所:879-5114 大分県由布市湯布院町川北8−5
電話番号:0977-84-2446
開館時間:9:00~19:00
休館日:年中無休
設計者:坂茂
HP:由布市ツーリストインフォメーションセンター

COMICO ART MUSEUM YUFUIN

https://www.inspirock.com/japan/yufu/comico-art-museum-yufuin-a4505050819

温泉の町・湯布院にある雄大な由布岳を望むことができる場所にあるCOMICO ART MUSEUMは隈研吾が設計しています。

展示室は中庭を挟んで繋がっているので、一度外に出てから気持ちを切り替えてから違う作品の鑑賞ができます。

焼き杉の外壁に包まれており自然に溶け込んでいるような落ち着いた外観になっています。

普通の美術館とは違い事前予約制となっており、福岡からであれば日帰りで美術館も湯布院の温泉も楽しむことができます。

COMICO ART  MUSEUM YUFUINの詳細

住所:大分県由布市由布院町川上2995-1
電話番号:0977-76-8166
開館時間:9:30~17:30
ツアーご案内9:40〜16:00(所要時間60分)
休館日:隔週月曜日
観覧料:一般¥1200
設計者:隈研吾
HP:COMICO ART MUSEUM YUFUIN

※現在リニューアル工事中 リニューアルオーオープン予定12/7(土)

ラムネ温泉

http://blog.livedoor.jp/mitiio/archives/1065947696.html

湯布院ICから竹田市へ車で約50分行った場所にあるラムネ温泉。ラムネ温泉は温度が32℃という超低温の炭酸泉です。

温泉の効能もすごいのですが、建物も設計を手掛けたのは藤森照信という不思議な建物をたくさん建築している建築家の作品です。

外壁には漆喰と焼き杉がストライプ状に使われていて、とんがり屋根のてっぺんには長寿の象徴である松の木が植っています。

たまに看板猫ちゃんが受付でお出迎えしてくれるので、会えたらラッキーです。

ラムネ温泉の詳細

住所:大分県竹田市直入町大字長湯7676-25
電話番号:0974-75-2620
営業時間:10:00~22:00
休館日:毎月第1水曜日(1月と5月は第2水曜日
料金:大人¥500
設計者:藤森照信
HP:ラムネ温泉

まとめ

福岡周辺で楽しめる有名建築物、いかがでしたでしょうか。

他に有名建築家の設計した美しい建築物は日本国内にたくさんあります。

どういった意図で建築されているのか考えながら建物に目をやると日常がいつもより少し面白くなるかもしれません。

たまには車で建築を目的とした旅をするのもおすすめです。